調布の弁護士による相続・遺言・遺産分割のご相談[調布くすのき法律事務所]

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退職金は離婚時財産分与の対象になりますか。

質問

私は結婚してからずっと専業主婦として夫の仕事を支えてきましたが、この度離婚を考えるにいたりました。夫はあと2年で定年退職する予定なのですが、今離婚した場合、退職後に支払われるはずの退職金について、私も半分もらえるのでしょうか。

 

回答

財産分与においては、原則として半分にするという「2分の1ルール」というものがございますので、これを前提にお話しします。

まず、将来受給する予定の退職金も財産分与の対象となる可能性はあります。

しかし、退職金はあくまで将来の予定にすぎず、実際に支払われるのか、支払われるとしてどのくらいの金額になるのかが定かではありません。

そこで10年20年後に退職するというケースでは財産分与の対象にはできないが、数年後に退職するなど確実に退職金が支払われるであろうというような場合には財産分与の対象とするという扱いをされることが多いと思われます。

次にその額についてですが、やはり将来のことなので確実にいくらであるとはいえません。

そこで、額については、①退職時に支払われる金額から中間利息を控除するなどして現在の金額に引き直して算出する、②別居時ないし離婚時に退職したと仮定した場合に支払われる金額を基準に算出するなどが考えられます。

ただ、①、②いずれによっても、財産分与の対象は婚姻していた期間についてのみですので、婚姻期間より勤務年数の方が長ければ算出された金額の半分とは限りません。

本件では、退職金が支払われる可能性が高いと思われるので、財産分与の対象となるが、その額は半分とは限らないということになります。

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