当事務所では、平成28年2月より毎月、顧問先様向けに経営上のヒントとなる金言集をお送りしてきました(平成30年11月現在33通送付)。
折々の言葉を振り返りながら、今思うことを書いていきたいと思います。
【六韜(りくとう)より】
善を見て怠り、時至りて疑い、非を知りて処(お)る。この三者、道の止まるところなり。
良いことだと理解しても行わず、チャンスが来ているのに何かと理由をつけて行動しない、悪いとわかっていても改めようとしない。人は習慣の織物といわれています。気づいたら即実行ですね。
(平成29年10月)
金言では、中国古典もよく引用させていただいています。
何を見て善と捉え、時期と捉え、非と思うのか。私も、素直な心で物事をとらえたいのですが、なかなか実行できません。
一人の人間でも、年齢、置かれた環境、精神状態等によって異なってくるのでしょう。自らを省みる習慣も必要ですね。
一時期日記をつけていたこともありましたが、数年で止めてしまいました。毎日持ち歩いている手帳を活用して、自らを省みる機会を設けようと考えています。