先日、湘南国際マラソンにて初マラソンを完走しました!
タイムは、4時間40分4秒
もう少しで30分台でした。
そもそもマラソンを走りたいと思ったのは、周りの経営者さんや士業の先生方に走っている方が多く、FBなどで写真を上げられているのを見て、いつかは走ってみたいと5年ほど前から考えていたのです。そんな時に地元の大先輩から「カーリー走れるだろ。完走させてやるから走れ」の一言をいただき、エントリーを決断したのです。
初マラソンへの恐怖はあったのですが、1か月前に東京30Kに参加し(22キロまでは快調に走り、その後は足がぱたっと動かなくなり歩いてゴール)、前の週に多摩川を約22キロ走った以外はほとんど練習できませんでした。
当日はハーフ以降の恐怖を抱きながら走り始めたのですが、何とか完走できました。
途中のエイド(給水所)でチョコやバナナ、おにぎり、どら焼きなどを口に押し込みながら、走り続けました。30キロ過ぎには、倒れて心臓マッサージを受けている方もおり、レースの過酷さを目の当たりにしてしまいました。
走ってみての率直な感想は、
ゴールまで走り切った安心感が半端なかったです。また、大先輩のみならず、途中で偶然遭遇した地元のランナーにご一緒いただき、沢山の勇気づけの言葉や多大なフォローをいただき完走できたので、感謝の思いが溢れました。
ただ、達成感という意味では、もう少し練習すればよかったというのが本音です。
苦労したらしただけ、結果が出た時の感動は大きい。
私たちの仕事にも言えるものがあります。さんざん悩み、時間をかけて取り組んだ案件で成果が出た時の喜びが大きいことと同じで、やはり大きな苦労をしないと大きな感動は得られないのだと感じました。
ただ、今は、更なる大きな感動を得るために、ランニングで地道な努力をしようという気はありません(笑)。ですから、フルマラソンには誘わないでください。せめてハーフで!
30キロ過ぎからのラップタイムは前半より上がっていたのですが、その際に貴重な経験をしました。とうに肉体の限界は超えていたのでしょうが、大先輩から「歩いたら癖になるから、エイド(給水所)でもあまり休まないで走り出せ。歩く理由を見つけようとするな。」との言葉を受け、走り続けていたら、急に呼吸が楽になって、推進力が増してどんどん走れる時間が10分程度続いたのです。俗にいうランナーズハイなのでしょうか?
最後に、今回の初マラソンを通じて、やはり大事なのは気持ちだと実感しました。大先輩の「歩く理由を見つけようとするな。」は今後の仕事においても、とかく易きに流れてしまう自分を叱咤するメッセージとして深く刻み込まれました。
弁護士事務所の経営も一緒であり、諦めずに、理想とする弁護士像、経営者像を追い求め、実現していこうと決意を新たにした次第です。