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水車の中庸

最近、二宮尊徳翁の伝記や文献を読んでいます。

 

その中に「水車の中庸」というお話があります。

 

「水車の中庸は、よろしき程に水中に入って、半分は水に順い、半分は流水に逆ひて昇りて、運転滞ふらざるにあり。人の道もその如く天理に順ひて、種をまき、天理に逆ふて草をとり、欲に随ひて家業を励み、欲を制して義務を思ふべきなり」

 

二宮尊徳翁は、日常身近にあるものからたとえて、万人にわかりやすく語りかけて下さいます。

 

水車の中庸に関しては、無欲と人欲の調和について述べています。

水の流れである人欲にどっぷりつかってしまえば、水車(人生)は回転しませんが、程よく水の流れとは反対方向に向かって持ち上がる水(無欲・義務)があってこそ水車(人生)が回ることを述べて、私欲と義務、天理と人道の調和の重要性を述べています。

 

田植えで考えれば、天理・天道に従っただけでは、稲だけでなく、雑草も平等に育っていくわけですが、それに逆らい雑草を取り除き、義務を果たすこと(人道)よって、稲が立派に育っていくのです。

 

とかく怠けがちな私ですが、怠け心は天理なのだと分かって、少し気が楽になりました。

しかし、同時に私たちは人です。日々、人道に沿った義務を先行する生き方を積み重ねていきたいものです。

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